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あなたの隣で

第1章 大きな手


そんなある日、おつかいを頼まれて帰っていると
学校帰りのとし君と出会った。

高校の制服を着て腕まくりしたとし君は
すごくかっこ良くて、見慣れているはずなのについ見とれてしまう程だった。

『えり、おつかい?偉いな。』
そう言ってヒョイと買い物袋を持ってくれるとし君。

「私そのくらい持てるのに〜…でも、ありがとう。」
私はドキドキしていることがバレないように、必死だった。

隣を歩いているとカップルみたいに見えるかなぁ、
なんて思いながら一緒に帰った。
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