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あなたの隣で
第1章 大きな手
もちろん同級生の友達のことも大好きだった。
吹奏楽部に入った私は良い仲間に恵まれ、
部活に熱中していた。
中学生にもなると告白されることもあったが、
当時の私には同い年の男の子たちは子供に見えて仕方なく、
とし君以外の人に目が向くことは無かった。
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