第6章 好き嫌いはなし
ゆう「だって、こんなに体弱くて迷惑かけてばっかりで。これから二宮くんたちも甲子園目標にして頑張るわけじゃん。なのに私が邪魔してるよいっつも。」
二宮「ゆう、そんなの…」
ゆう「それに凜ちゃんがね?「あんたに二宮くんは釣り合わない」ってさっき送ってきたの」
二宮「ゆう!」
泣きながら話すゆうを抱きしめた
二宮「ばか、それ以上言うのダメ」
ゆう「だって、だって…!!」
二宮「いいの。ゆうは俺のなんだから」
ゆう「でも」
二宮「ゆう、これからきっと凜に何か言われたり腰のことで辛いこともあるかもしれない。それでも俺はゆうの隣にいる、ちゃんと守るから。ゆうは俺のこと信じてればいいんだよ」
ゆう「二宮くんのばか!」
そう言って俺のことを抱きしめ返したゆうは
泣いていたけれど笑顔だった
久しぶりにこんな笑顔を見た
二宮「てかなんで呼び方二宮くんにもどってるわけ?」
ゆう「ごめん、がっつり忘れてた」