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逆転ホームラン!!

第2章 試合とアイス


9月も終わるというのに

ギラギラの太陽が照りつけ

「次バッター誰ですかー?」

ゆう「あ、私ー!」

夏奈「ゆう、いつも通りだよ」

ゆう「うん!」

後輩1「今日野球部ないのに和也先輩来てない?」

後輩2「ほんとだー、なんで?見に来たのかな?」

ゆう「えぇええええ!!!!」

後輩2「え、先輩もしかして付き合ってるんですか!?」

ゆう「いやいやいや!!違うけど!!」

いや、なんで!!!

集中しないと



『自分を信じること』


二宮くんはそう言った


練習試合だとしても自分の力を出さないと

大会でも自分の力は出せないもんね

審判「プレイ」

私はバッターボックスで構え


「ストライク!」


そんな判断を2回され

ツーストライクノーボール


カキン!


夏奈「ゆうー!走れ!」


センターまで飛んでった

そんなとき

遠くから



「ゆうー!セカンドまで行けるぞ!」

そんな声が聞こえて

明らかに二宮くんの声で

その言葉通りセカンドまで行って

セーフだった


『自分を信じること』

そう言った時の二宮くんの顔が思い浮かんで

今1番にこの嬉しい気持ちを二宮くんに伝えたかった


相手チームがタイムをとって

セカンドベースで待っているとき

私は気づいてしまった









あぁ、二宮くんのこと好きだ


って






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