第2章 試合とアイス
ゆう「何見るの?」
二宮「あれ」
そう言って指指したのはホラー映画
ゆう「二宮くん!私そういうの…」
二宮「ほら、チケット」
ゆう「え、これ前から買ってあったの?」
二宮「ん、まあ、な」
「ほら、いくぞ」
ー映画終わり
二宮「お前のせいで服びっしょびしょなんだけど!」
ゆう「いや、怖いもんしがみつくのはしょうがないでしょ!連れてくる人間違ってる!」
二宮「お…が…たんだよ」
ゆう「へ?なんて?」
二宮「…お前がよかったんだよ」
ゆう「え、いじめるから?ひどくない!?」
二宮「別にそういうつもりもなくはない」
ゆう「ちょっと二宮くん!まったくー」
そんな会話をして1日が終わりました
ー 優香の家の前
ゆう「二宮くん、今日はありがとう」
二宮「別に俺なんもしてねーし」
?「あら、和也くん!」
二宮「あ、おばさんこんばんわ すいません、今日ゆう借りました」
優香の母「いいのよ〜!あがっていって!」
ゆう「え、ママ?」
二宮「いや、大丈夫です、俺家で自主練するんで」
優香「あら、そう?またいつでも来てね?」
二宮「ありがとうございます じゃあ失礼します」
「ゆう、また明日な」
そう言い二宮くんは家に向かって帰っていって
暗い道の中に消えていって
なぜか私は心の中がふわふわしてて
誰かに恋したみたいになって
母「ゆう、家入りなさい?」
ゆう「あ、うん」
さっき別れたばかりなのに
なぜかもう寂しくて
誰かに会いたいって思って
その誰かが
二宮くんで