第9章 計画1:ラブホテルであなたと❤︎
そうだ!いいこと思いついたわ!あたしは次の日、ある作戦に出ることにした。
アルバイト先で不倫がバレたくないなら店長に媚を売って色仕掛けしちゃおう!このナイスバディを見せつけるのよ!
気持ちを切り替えてウキウキと仕事へ。
この日の休憩は店長と運良く被ることができたので色々と聞いてみた。
「てんちょぉーって結婚して何年目ですか?」
「5年かなー。サラさんがこんなこと聞くなんて珍しいね」
「たまにはプライベートな話もいいでしょう?それでお子様はおいくつですか?」
「あーすまんが妻との間に子供はいないんだよ。妻が不妊治療中でね。こればっかりは授かりものだから仕方ないんだけどね」
「そうですかぁー店長も色々と溜まっていません?」
「いや何をいきなり?溜まってることなんかないけどな。ハハッ!」
「よかったら話聞きますよ。あたしこう見えて聞き上手なんで」
それからこの日の仕事終わりに店長の話を聞くべく居酒屋を訪れた。酒の力を借りて色々と溜まってる鬱憤を払ってもらおうじゃないの!
「カンパーイ!」
悪いそびれもなく店長はいきなりビールを煽って、お通しのザーサイを摘んだ。
「今日はお仕事お疲れ様でした!店長も色々と大変なんですね」
「いやーそんなことないよ」
「本当は子供さん欲しいですか?」
「できれば欲しいけどね。こればっかりわね」
「よかったら、いつでも話聞くのでまた飲みに行きましょうね」
「うん・・・ビールおかわり!」
店長のビールを飲むスピードが早くなるにつれて顔が赤くなってきた。
あたしは甘めの天然ももサワーをゆっくり味わった。
この日は店長を誘うつもりだったので職場のロッカーで着替えてから居酒屋に行ったのだ。
男なら誰でも好きそうなオフショルダーに胸をチラ見せ。見せブラもつけてきたのよん。下はミニスカートとロングブーツで絶対領域を見せつつセクシーに!
実際にはオフショルダー賀長くてミニスカートはあまり見えてないんだけどそこはご愛嬌で。