第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!
カラは試し切りジュウシーは威力を確かめるって行っちゃった。
『皆は見に行かないの?』
「動画撮ってくるって言ってたからな、タキが疲れてるからあいつらなりに気を使ったんだろうな」
『そっか、ねぇボスゥ…後でお腹の上にのって癒されてもいい?』
「ん~?かまわねぇよ♪また俺の上で昼寝でもしたらいい、頑張ったご褒美ってやつ?」
『ウフフ…ありがとうボス♪』
「タキちゃんお疲れ様、本当よく耐えたね」
『チッ…出やがったな…ストレスの権化がっ!!チョロ…あなたのせいで私の尻尾が可哀想な事になってるんですけど…絶許…』
「うわっ…舌打ちしたっ!?」
ふんすっ!!てめぇだけは私の尻尾が許さねぇ…絶対にだっ!ツンとそっぽ向いてやる…チョロには何も応えてやらねぇ…。
「タキちゃん♪ほら!クッキーだよ、あーんして」
トドが私の口にクッキーを持ってきた、パクッ…めちゃうめぇ♪
『トド…すんごく美味しい!幸せ~♪』
「タキ、嬉しいのはわかるけどじっとしてくれる?ブラッシングしにくい…」
『あっ…ごめんねいち…ブラッシング凄く気持ちいいよ』
こんなに甘やかされるなんて…本当頑張って良かったーっ!
「はい、終わり…少しは癒された?」
『うん♪ありがとう!いち』
あ~気持ち良かった、いちの膝からおりてボフンッ!!クッキーが食べ易いように尻尾は消して大きくなる。
服着なきゃ…またチョロがうるさいし。
パンツを履いてスカート、シャツと着る、スカートの中にはいれないデザインだから後は白いネクタイと黒い靴下…膝上ニーソって言うんだって、ネクタイは結べない…いつもカラが結んでくれるからなぁ…。
「タキ…お前、胸大きい方なのにブラジャーとか着けないの?動きにくくね?」
『めんどいしいらない…窮屈だもん』
スーツの上着は今は脱いでてもいっかな、ネクタイ…首にひっかけとくか…シャツも上まで止めないほうが楽チン。
スッ…私の目の前にチョロがきた、ビクゥッ!びっくりさせるな、このやろう!
『な、何よチョロ…』
「ネクタイはいちいちほどかなくてもゆるめたら首に通してここを引っ張って調節すればいいから、ほら簡単でしょ?」
チョロは私のネクタイを結びながら説明する、おおぅ!?なんか優しいぞ!?
『あ、ありがと…チョロ…』