第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!
カラはそのまま部屋に私を連れて帰る。
あぁ…やっぱりこの部屋が一番落ち着くなぁ…。
カラにおろされるとヒールを脱いでベッドにダイブ。
『あ~…しんどかった…』
カラはベッドでゴロゴロする私の側に座ると聞いてくる。
「なぁ、タキ…なんで逃げたりしたんだ?」
『んー?ピリピリした空気でストレスフルマッハで耐えられなかったから、あんな中勉強してたって全然頭に入ってこないわよ?だから抜け出してカラが戻るまでどっかで隠れてようと思ったの…結局捕まっちゃったし…首輪付けられて縛られるなんて思ってもみなかったけどね』
「Oh … チョロ松…本当に実行するなんて…」
『ああ、そうだカラ、あんまり私に引っ付かないほうがいいよ?いつ発情するか今回の事で自分でもわかんなくなっちゃってるから、皆に私への必要以上の接触は禁止にしてもらわなきゃね』
「ん?別にオレはいいだろ?」
『んー…まぁ…カラはいいけど、でもこれからしょっちゅう発情しちゃうかもしれないのもどうかと思う…それにしても何でかなぁ?何ですぐに発情するようになったんだろ…?やっぱこの環境のせいなのかなぁ…?う~ん…』
うんうん唸りながら考えてるとカラが頭を撫でる。
「まぁ、考えたって仕方ないだろ」
『そうなんだけど…う~ん、カラから離れなければいいんだろうけど、そう言うわけにもいかないもんなぁ…』
ズリズリ行儀悪く座ってるカラの腰に抱き付く。
『こうやってどこにいくにも腰にぶら下がれてたらいいのにね…引っ付きむし~なんてね…』
カラは私を抱き上げ膝の上に座らせるとほっぺにキスをしてギュッと抱き締める。
「フッ…なんて愛らしい事を言うオレのケモ耳angelなんだ…そうだな屋敷にいる時はなるべく一緒にいような?ああ、だが料理する時は別だぞ?厨房は火傷したりとか色々危ないからな♪」
『ねぇ?あの美味しい料理って全部カラが作ってるの?』
「ん?料理は全部そうだ、屋敷の掃除なんかは定期的に信頼のおける業者に入ってもらってるがな」
『ふーんそうなんだ、私、カラの料理大好き!ほっぺが落ちそうなくらい美味しいもん♪』
「嬉しい事を言ってくれるじゃないか♪そういえばトド松がタキにって美味しいと評判の店のクッキーを買ってたぞ?後で晩飯の用意で厨房にこもる間あいつの部屋に遊びに行ってきたらいい」