第4章 力の吸収訓練
朝食が済むと早速射撃場へ向かう。
エレベーターで地下に、縦にも広いのね…この屋敷。マフィアって儲かるのね…。
『ボス…地下じゃあ、カラとジューシーのは試せないんじゃない?』
「んー、まぁ先に俺達四人から、カラ松と十四松の馬鹿デカ イ武器は後でな、カラ松のロケランはまだいいけど、十四松 のミサイルは街が無くなっちゃうかもしれないし、力の吸収を押さえられて尚且つ使い勝手の良いものが別に出来るなら、その訓練もしてほしいかな」
『なるほど…それもそうね、確かにミサイルなんて迎撃で防御か戦争始めようとするテロリストぐらいしか使わないものね』
「そう言う事だな」
チン…軽い音がしてエレベーターの扉が開く、思ったよりかなり広い。
『うわぁ…凄いね…』
「ここは武器庫もあるからな♪」
「おそ松兄さん、的はどっちにするの?円形ターゲットでもマンターゲットでもどっちも準備OK だよ♪」
リモコンを持ったトドが聞いてくる。
「とりあえず…命中精度を見たいから円形ターゲットでよろしく、タキ出してくれ」
『OK、ボス』
ボスの力を吸収…昨日と同じ金色のデザートイーグル。
他の皆は後ろで見てる。
『ボス…因みにそのデザートイーグルの弾薬は50AE弾、私の記憶が正しければ最高射程距離は80mだったはず…ボス仕様でかなりカスタマイズされてるけど正しい撃ち方でないと手を痛めるかもよ?威力は自動拳銃の中では最高峰に位置するだけあるから』
「ま、撃ってみない事にはねぇ、トド松!まずは10mに設定」
銃声が響く、的の真ん中に着弾してる…。
「うん、思ったより反動の衝撃はないし使いやすいぞ♪これ」
『まぁ当然よね、ボスの力を凝縮した銃だものね』
その後も的の距離を変えて何発か撃って試した、全弾命中…、さすがだわボス。
「次は威力だな♪トド松!マンターゲットのNIJ規格 タイプⅡな!これが貫通出来ないようじゃダメだからな♪貫通したら次はタイプⅢA 、タイプⅢに変えてくれ、今のところ手にはいるボディーアーマーがここまでだからな」
銃声が響く、金属を貫通する音がした…的は防弾チョッキを着てるけど的確に胸を撃ち抜かれている。
凄い…タイプⅢまで貫通した…。
「ハ…ハハハ、…ヤバイな…この威力」
『どう?使ってみた感想は』
「最っ高っ!!!」