第3章 フェロモンと発情期
「はい…おれ質問、今は発情してないの?」
『普通のタヌキなら1月から3月が発情期なんだけど妊娠したら終わる、でも私は普通のタヌキとは違うから一回イクだけで終わっちゃう、因みに発情しておさまったら暫くは発情しないよ、今回みたいのは初めてだよ』
「俺も聞きたい、処理ってさ、つまり一人ではオナニーで昨夜のカラ松とはセックスしたんだろ?今まで誰かとそういう事した経験あったの?」
『ないわよ、タヌキも人間の雄もした事なかった、カラが初めてね、なんで言わなかったって後で叱られたけど…言う暇なんてなかったし、発情して興奮してるから痛いとかなくて気持ち良かったよ、一回でいいのに三回イったわね、もう一人でするなんて考えられないくらいよ』
「最高に可愛いかったぜ!さすがオレのケモ耳angel」
スパーンッッ!!あっ…カラがチョロにはたかれた、余計な事言うから…。
「お前は黙ってろ!!僕達でもそうなるかもしれないって言ってたけど、普通にしてたら問題ないの?」
『それなのよね…今まではずっと一人だったからわからなかったけど、いきなり人間の雄だらけの環境でしょ?カラの腕枕でダイレクトにフェロモン嗅いじゃったし、でもとても甘ったるくていい匂いだった、たぶんあれがフェロモンの匂いだと思う、だからそういうシチュエーションにならない限り大丈夫でしょ?まぁ、カラは私の世話係だし、同じ事が今後もあると思うから処理をお願いするけどね』
「うわぁ…朝からディープな話聞かされてボクついてけないんだけど…いやに事務的だし」
『だから言ったでしょ?下ネタだって、でも知らないより知ってたほうがいいし、もしもだけど任務中にって事もあるかもしれない、そうなって失敗したら?知りませんでしたじゃ済まされないでしょ?』
「あぁ、まぁ確かになぁ……仕方ない、この件はカラ松、お前に任せる、ただし、もしもカラ松がいない時は側にいる奴が責任持って対処しろタキもそれでいいな?再三言うけどくれぐれも無茶だけはするなよ」
「…わかった」
『わかったわ、それで今日の予定は?私は何をすればいい?』
「それなんだけど、今日は昨日出してくれた武器の使い心地を試したいから付き合ってくれると助かる」
『いいわよ、実際使ったらどれ程なのか、私も興味あるし』
「決まり♪んじゃあ、とっとと食って、射撃場行くぞ!」