第11章 エチケット袋は必須ですから
二階は無事ならマメも無事って事ね…良かった…。
「厨房に食堂が使えないとなるとオレ達の仕事は今日と明日は休みか…フム…デリバリーにするか外でディナーにするか…カラ松くんとタキはどっちがいい?何でも言ってくれ♪」
はぁ~…カラ…切り替え早すぎでしょ…。
ネチネチ引きずらないのは良い事なんだけどね…。
『よくわかんないから私はカラに任せる…マメにミルクあげたいし…今はとにかく部屋に帰りたい…はぁ…』
カ「オレは…アレ見た後だからなぁ…すまないが今は食べるなら肉以外のがいいかな…」
カラは入り口をチラリと見ると頷く。
「なるほどな…ならばシーフードピザや魚介類やサラダの方が良いか…今は食欲なくても吐いて胃の中が空なら後で絶対腹が減るぞ?置いといても後で温めれば食べれるデリバリーで決まりだな♪二人共それでいいか?」
『うん♪』
カ「ああ、オレはそれで充分だ、気を遣わせてしまってすまないカラさん…」
「フッ…当たり前の配慮だから気にするな my student♪さてと…オレ達は決まったが brother達はどうするんだ?食べに行くのか?」
カラの問い掛けに私も今気が付いた、いつの間に戻って来てたのか…チョロやボスの後ろにいちとジュウシーとトドがいた。
『皆戻ってたのね、お帰りなさい、お疲れ様っ!怪我はない?』
「ただいま…タキ、おれ達は大丈夫だよ」
「ただいまっ!!ぼくも元気ッスっ!!」
「ただいま♪戻って来たらなんかカラ兄さんブチ切れてるし?お取り込み中?だったみたいだから声掛けづらかったんだよね~♪」
『やだぁ…み…見てたの…?////い、いつから…?』
「アハハーっ!!壁壊したとこからっ!!」
うあぁぁー!!穴があったら入りたいってこういう事なのぉっ!?土下座も何もかも全部見られてたわけぇっ!?超恥ずかしいっ!!恥ずかし過ぎるっ////
『あーっっ!!もうダメェッッ!!穴があったら入りたいっっ!!羞恥心に耐えられなーいっっ!!////』
ボフンッ、元に戻って上着の中に隠れる。
「羞恥心…あったんだ…以外だね」
「本当だよね、普段からそうゆう感覚でいてくれたら僕だって煩く言わないのに」
「でも恥ずかしがってるのも新鮮で可愛いよね~♪」
うわぁーんっ!!そっとしといてぇっ!今だけはーっ!!