第77章 姉と世話焼きの勘違い ※R18
ゆっくりと秀吉さんの唇が離れると、秀吉さんの身体も私から離れていく。それが無性に寂しくて、身体を起こし、秀吉さんの首に腕をまわして、しがみつく。
「?…香菜?」
「……もう少し……傍に、居て…」
しがみついているから、必然的に秀吉さんの耳元で話す状態になる。すると、微かに秀吉さんの身体が跳ねて……
「こら。その声は反則だ。」
注意するような声に、身体を離そうとすると、グッと身体を引き寄せられ
「ん!!秀吉さ……!……あんっ!」
いきなり、首筋に、噛みつくように口づけをされ、すぐに吸い付かれる感覚が襲う。
「だめっ!そんなとこに付けちゃ!バレちゃう!」
「心配するな。当分香菜は褥から出れないからな。」
「それ、どういう……!?」
意味?と続ける筈だった言葉は、秀吉さんに押し倒されたことに驚いて出なくなる。
押し倒すと、すぐに夜着の帯を解かれ、緩んだ袷から、秀吉さんのゴツゴツした手が滑り込む。
「きゃ!ちょっと秀吉さ……!!…んっ!」
すぐに胸を揉まれて、たまに頂きを指で掠めて、刺激を与えられる。
「んっ!秀、吉さ……っあ……」
「声は我慢しろよ……。俺の御殿じゃないから…」
そう言って、緩んだ袷を広げて、すぐに胸の頂きを咥えられて、舌で可愛がられる。
チロチロ………チュパ……チュ……
「んっ、ん……あっ……秀吉さ………だ、めぇ……」
「なにが駄目なんだ?もうこんなに硬くしてるのに……」
わざと指と舌で、硬くなった頂きを、つついてくる。
「っ!!あっ………やぁっ!……んっ…」
「ほら、駄目じゃなくて、好いんだろ?」
片方の頂きを、舌で舐めたり甘噛みされ、反対は胸全体を揉んだり、指先で頂きを掠めたりと、左右で違う愛撫に、身体が疼きはじめて、だんだん膝を擦り合わせる。