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イケメン戦国『あなたに夢中』

第76章 お医者さんごっこ part2 家康side ※R18


「それより体調はどう?顔色はだいぶ良くなってるけど…」

「…うん。たぶん、熱はないと思う。」

「ほんと?どれどれ?」

「っ……///」



コツン……

先ほどみたいに、額同士を引っ付け、熱を測る陽菜。
どこに目をやっていいかわからず、少し視線をずらすと、無防備に少しだけ開いた口に視線が止まる。陽菜の柔らかい薄桃色の唇を見ていると、思わずその美味しそうな唇に貪りたくなってくる。
その考えを、追い払おうとしたが、無意識に腕が陽菜の後頭部にまわり、グッと引き寄せ




チュッ


陽菜の唇の端に口づけを落とした。



「……っ…い、えや、す…?///」



チュッ


「ん…ちょっ…///」


今度は、反対側の唇の端に口づけを落とす。

本当は陽菜の唇を堪能したいが、まだ完全に治ったわけじゃない。
陽菜に風邪がうつってはいけないから、今日は端で我慢。

両端に口づけを落としたら、陽菜の柔らかい唇を指でなぞる。

それだけでピクッと陽菜は小さく反応し、みるみる顔は赤くなっていく。



「(このままじゃ…変な気分になる……)」


だが、今日やっと陽菜に触れた。だから指を離すのは惜しい。
すると、陽菜の細い指が俺の唇に触れ、俺と同じように、ゆっくりとなぞる。
一度なぞると、唇に触れていた指が離れ、俺の胸元に手を置き、陽菜の熱情が籠った瞳が、俺を見上げ……


「……家康っ…///」



その表情にゴクリと唾を飲み込んだ。





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