第69章 恋から愛へ《28》 ※R18
……クチュ、クチュ、クチュ……
「…はぁ……あぁっ………んあっ、ぁ………」
「……くっ……陽菜……っ…はっ…」
腰を打ち付ける音、中で絡み合う水音、お互いの声、それらが部屋の中で響きあう。
「んっ!……いえ、やすっ!……あぁ!…」
家康が陽菜の膝裏に、手をやり、陽菜の身体を自分の方へ引き寄せ、グッと奥まで自分のものを押しやる。
「っあ!……ん、ぁ……はぁ………はぁ……」
「…はっ……はっ……陽菜っ……」
家康が打ち付けていた律動を速めていき、陽菜の奥を擦っていく。
「ひゃあ!い、えやっ!…そこっ、だっ!……んあっ!……」
その反応に家康は律動の速さを緩めず、それにより、陽菜はまた快感が駆けのぼってくる。
だが、律動を速めることで、家康自身も徐々に限界に近づいていき、陽菜を抱きしめる。
そして陽菜は、この快感に逃がすことが出来ず、家康の背中にまわしていた腕の力を無意識に入れ、家康の背中に爪をたてる。
その陽菜の無意識の行動も、家康にとっては刺激になり、陽菜の中に入っているものが大きくなる。
…グチュ、グチュ、グチュ、グチュ……
「っ!家康っ!あっ!だ……めぇぇっ!!……ぁん!」
「…くっ…陽菜っ!……くっ!」
陽菜が限界に近づいてきて、家康のものをキュウキュウに締め付ける。
「…ちょっ!陽菜っ!……締めすぎ!」
「やぁっ!……っああぁぁっ!!!」
「くっ!…陽菜っ!!…っ!」
陽菜が限界に達したとき、家康は己の欲の塊を陽菜の際奥に吐き出した。