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イケメン戦国『あなたに夢中』

第33章 想い溢れる恋《4》家康side


「陽菜?」

横になろうとせず、顔を俯ける陽菜

どこか他にも体調が悪いんだろうかと思い、声をかけたら




「(え…)」




掛布を握りしめている陽菜の手の上に



ポタッと涙が落ちた。




「陽菜…?」




もう一度、声をかけると




「…ごめっ…な、ざい……」




震える声で謝罪の言葉が聞こえた。





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