第22章 ~if~『武将の服装』
「あ、わかる?半襟を色付きにしてみたんだ~♪」
ほら。と指で襟元を指した。
「あ、ほんとだ。ピンク色になってる。柄も所々にあるのが、またいいね!」
「でしょ?白色が普通なんだろうけど、毎回だとなんか代わり映えしないし飽きてきたから、ちょっとだけオシャレしてみた♪」
確かに着物を着る生活になってから、オシャレすることが格段に減った。
「この時代って、どういうのがオシャレなんだろうね」
「ん?どういうこと?」
「現代だったら、ガウチョパンツとかオフショルダーとか、いろいろあるけど、この時代だと着物しかないから、どういう物がオシャレなんだろうと思って。」
「あぁ~…そうだね。今度針子さん達に聞いてみるよ。」
お茶を飲んで、ふと思った。