第4章 ゆ か た *K.N
お祭り特有の音、空気。
時々、ドンドンとあがる花火。
「うわぁ~綺麗、」
彼女が横でそういうから、俺も空を見上げる。
空を見上げたまんまの彼女に、
『あなたも綺麗ですよ』
耳元で囁く。
「っ!?」
照れて耳まで真っ赤になった彼女に、キスを1つして。
『帰って続き、する?』
と。誘ってみる。
「…う、ん。」
照れながら頷く彼女はもうその気。
今日は、どんなあなたが見れるのですかね。
浴衣を脱がす、なんてのもまたいいし。
はだけさせるだけ、なんてのもいい。
今日の夜は、寝かせませんからね。