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ご主人様の過激な束縛

第8章 麗の家で


~雅也目線~

(美咲がいつまで経っても
 来ない)

嫌な予感しかしなかった。
雅也は美咲の部屋に行く
事にした。

トントン

『美咲、いるか美咲』

ドアをノックしても返事がない。
開けてみると、美咲は案の定
いなかった。

どの部屋を見ても美咲はいない。

「どうされました、主」

『美咲がいなくなった』

「あの、メイドがですか?」

『あぁ、そうだ。正和
 美咲がどこへ行ったか
 調べてくれ』

「はい、承知しました」

正和はそう言い、自分の
部屋に行った。



雅也も自分の部屋に戻ると
机の上に何か紙があった。


「ご主人様へ
 勝手に出て行ってしまい
 申し訳ありません。
 私にはご主人様の近くに
 いてはいけないと思っています。
 どうか、体に気をつけて下さい。

              美咲



『近くにいてはいけない、そんな
 訳ないだろ!!、俺はこんなにも
 愛しているのに』

美咲が書いた紙を思い切り破いた。


『絶対に取り戻す』

雅也は決意を固めた。
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