第2章 勧誘
再び唇を重ね合い、舌を絡め合い、牛島先生を欲する。
スルリと脱がされたワンピースが床に放られて、牛島先生の体温を直に感じた。
「こんな状況でズルいかも知れんが…木兎のチームに入ったというのは本当か?」
胸を這う彼の手に意識が向いているのに、その問いかけは厳しい。手を止めることなく私からの答えを待つ牛島先生。
私は彼にしがみつきながら、小さく頷いた。
胸に吸い付き、腰を弄り私の脚に割って入る彼の足が絡む。
「すまない…」
「どうして謝るんですか?」
「俺のチームにお前を入れてやることができない」
私は牛島先生にキスをねだる。
「先生の傍にこうしていられるだけで幸せです」
その答えに、彼の愛撫は激しくなった。
身体を反らせて反応すれば、更に身体を愛してくれる彼。
「…正直に言えば、木兎に嫉妬した」
身体に舌を這わせながら、牛島先生がそんなことを言うものだから、思わず身体を強張らせ顔を上げた。
「愚かか?」
話ながらも愛撫を止める気はないらしい、一度強張った身体もすぐに解される。
「断りましょうか?」
絶え絶えになりそうな声で尋ねると下着越しにキスが落ちる。
ビクッと跳ねた身体を愛おしそうに撫でる牛島先生はいつも以上に優しかった。
「お前のキャリアになる。やめる必要はない」
下着を脱がされ、濡れそぼった秘所へ直接彼の手が触れ、溢れ出る愛液は止まることを知らず彼の手を濡らしていった。
牛島先生の反り立ったモノが秘口に宛がわれる。
「俺の傍にずっといろ」
そう言告げたと同時に彼が一気に入り込む。
質量の増したソレは、私の中を擦り上げ、快楽の極みへ誘っていく。
牛島先生から与えられた最良の言葉と愛が嬉しくて、涙が零れた。
彼を求め、彼に求められいつも以上に快楽の世界を堪能した。