第2章 *:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽
【lose control 4】
いつもの穏やかな優しい雰囲気とは一変して……
色気のある眼差しで、俺を射抜く
「ちょっ、雅紀さ…っ!」
身体を捻らせ、
抵抗してみせるけど……
押さえつけらた両手は、びくともしない
吸い付いた唇が、軽い傷みを残し、
熱を呼び覚ますように舌が這う
自然と荒立つ呼吸を
雅紀さんの大きな掌が、塞いだ
束ねた両手を片手で押さえ付け、
脚の間に割り込ませた身体は、
膝を立て、敏感な部分を刺激する
戸惑いと、与えられる感覚に
上手く抵抗出来ない
あの店の男じゃない、雅紀さんが相手だからか、
思いきり暴れることも出来なくて
知らない
こんなの、雅紀さんじゃないっ……
自然と涙腺が緩んで、
涙が溢れ出す
「やめ…っ、」
無我夢中でばたつかせた足が、雅紀さんの身体にぶつかって、動きが止まる
埋めてた顔を上げ、俺を睨むと
冷ややかな台詞が放たれる
「だから…気付かれんだろ、って」
ビクッと身体が強張り、
ただ、信じられなくて
視線を逸らした瞬間、
ソファーから見えるドアが、
スローモーションみたいにゆっくりと開いた
「カ…ズさ……、」
何も言わず、
ただ、こっちを見てるカズさんから目が離せなくて
怖かった
.