第2章 *:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽
【lose control 2】
少し困ったような
切ない笑顔
見たことない雅紀さんの顔
「それ…どう…、いうことですか……」
全く、意味もわからないし
予想もつかない
「俺らがさ?同級生だったのは知ってるでしょ?」
「はい…」
「カズも、一緒でさ」
「はい…」
「俺がね、悪いんだ。
カズと付き合ってんのに、
しょーちゃんもいいなぁって……俺、昔けっこー遊んでたからさ?」
雅紀さんの、嘘みたいな告白
「しょーちゃん、優しいからさ。
情に流されたっていうの?
それで自分を責めてんだと思う」
「……」
「ごめんね。俺が悪いのにね……」
雅紀さんは、
ホントのこと言ってる……?
確かに…、つじつまも合うけどさ
なんか、腑に落ちないんだけど…?
「わかるでしょ?
しょーちゃん優しいから、自分のせいにしてんだよ」
「……はい」
「だから…その件はさ
もう追求しないで、ね?」
翔が優しいのはわかるよ
だけど、俺には
雅紀さんだって、ものすごく優しい人だから、
もしかしたら、って思うんだ
「さ、行こっか。
俺、もー腹ペコ」
空気を一転させるように、
にこにこ笑いながら車を降りると、後部座席の荷物を手にしてる
俺も慌てて降りると、
雅紀さんの背中を追い掛けた
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