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DIVE TO BLUE 【気象系BL】

第2章 *:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽


【うたかた 2】




朝目覚めた時


ミキの全身に紅い花が、点々と散ってて


疲れた寝顔に、濡れた涙の痕を見つけた



ミキとのセックスで、
こんなに引き摺るのは初めてだ




いつもお互い感じて、気持ちよくって

じゃれあうみたいに楽しくってさ……








安いラブホなんかに連れ込んで


大事にしたいと思ってる子を、こんなに泣かして……


ミキが優しくって、
甘えさせてくれんのをわかってるからってさ……






この先、なにかある度に


俺はコイツを利用するかも知れない









ベッドに座ったまま



両手で頭を抱えて



ただ……何かにすがりたくて……



知りたかってたくせに、明かされた話を疑いながらも




やっぱり不安で……







不意に浮かんだ


その人なら、


なにか、言ってくれるかも知れない





もう一度、翔を追求するのも無理だと思ったし


この話を雅紀さんにして、


嘘の下手なあの人が、
泣きそうな顔をすんじゃないかって、やっぱ怖くて






俺はただ、


"そんなの嘘でしょ"って、誰かに安心させて欲しかったんだ







ミキの身体に寄り添い、



腫れた目蓋にキスを落として




ベッドから起き上がった









あの人なら、

俺の欲しい言葉をくれるんじゃないかって……




ただ、

"それだけ"だったのに……








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