• テキストサイズ

DIVE TO BLUE 【気象系BL】

第1章 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚


【Respect!】



制服姿の学生

サラリーマンやらOL

帰宅時間帯の通りは、人が多くて……


人前で、ベッタリと密着して歩くのは、ホントは好きじゃない


だけど、惚れた子相手なら、結局なんでも受け入れられんだな





このまま…、俺ら

同棲なんてのもアリかもね





ブラブラ歩きながら

ミキの話に頷いてると


見慣れない店が目に入って、……思わず、立ち止まった





「潤?」





クイッと、制服を引っ張っられたのにも気付いてたけど……


それに応えず、

引き寄せられるように、店内に足を踏み入れた






「わ、……すげ……」





古きアメリカを匂わす、
ユーズド感たっぷりな店内


ジュークボックスからは、軽快な70年代の曲が流れてる


所狭しと飾られた古着は


ディスプレイのセンスが抜群で、最高にカッコイイ





どれも、俺のツボにハマってて……めちゃくちゃテンションが上がる





「古着やさん…?
確か…前までBARだったよね?」

「……ああ」


ミキに応えながらも、
憧れのビンテージジーンズを見つけて、それに釘付けになっていた








「いらっしゃい。
それカッコイイでしょ?」





掛けられた言葉に振り返ると


ニコニコと笑った男の人が立っていた






/ 168ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp