第6章 今大路さんとぬいぐるみ※裏注意
怜「んあっ!あっ…んん!」
峻「部屋中に響いてるな…声」
我慢しようとしても快楽が邪魔をする。自分の声とは思えない程の甘ったるい声が嫌というほど耳に入る。
水音がぴちゃぴちゃと大きくなり、指がナカで激しく動く。私の限界が来ようとした時―――ピタリと指の動きが止まった。ズルりと指を抜かれて体が物足りないと疼く。
怜「な…んで」
峻「お前がイクのはこっち」
ズン、と感じた感覚にそれが何なのかは見なくても分かった。峻さんは自身をゆっくりと挿入していく。段々と圧迫感が私を襲い、生理的な涙が溢れる。
峻「痛いか…?」
少し苦しそうな峻さんの表情がとても愛おしくて、私は大丈夫、と言って峻さんの首に手を回した。肩口に峻さんがキスを落として、私たちは深く繋がった。
峻さんの熱が奥を突く度、私の頭の中はクラクラと犯されていく。
峻「怜…怜…」
律動しながら峻さんは私の名前を何度も呼んだ。
怜「しゅん…さん…あっ!」
私が名前を呼ぶと、奥の熱がビクンと大きくなるのが分かった。それがまた私を興奮させて、私の体もまた反応してしまう。峻さんは限界が近くなり律動を速めた。
怜「あっ!ああっ!!」
峻「っく!」
私が達したのを確認して、峻さんは素早く熱を抜き、その熱を私のお腹へ放った。