第6章 今大路さんとぬいぐるみ※裏注意
2人でベッドに横になり、峻さんと向き合う形になる。勿論土方さんを挟んで。
峻「…これ邪魔」
怜「そんな事言わないで下さいよー私の宝物なんですから」
私は土方さんへの愛を示すようにぎゅーと力いっぱい抱きしめた。すると痺れを切らした峻さんが私の腕からぬいぐるみを引き剥がし、ポイッとサイドテーブルの方へ投げてしまった。
怜「あっ!ちょっと!何す―――んっ」
土方さんを投げた事へ不満を言おうとしたが、それは覆いかぶさってきた峻さんの口づけで塞がれてしまった。角度を変えて段々と深くなり、苦しくて峻さんのシャツを握る。
峻「いい加減俺を見ろ」
口づけは離されて峻さんはそう呟いた。
峻「俺しか見えないようにしてやる」
不敵な笑みを浮かべた峻さんに、私は逃げることも出来ず再び唇を奪われる。私が空気を取り込もうとしたその時に、待ってましたと言わんばかりに峻さんの舌が入り込んできた。
怜「っん!ふっ…」
激しく求められるキスに何とかついていく。その唇が離されて、峻さんが私を見下す。
峻「その顔…煽ってんのか?」
怜「ちがっ!あっ!」
否定しようとした時に胸に感じた熱。峻さんの手が丁重に私を愛でていく。峻さんの口の悪さとは裏腹に、愛情を伝えるその手はとても優しい。
峻さんはひとしきり胸を愛でた後、私の太ももをゆるりと撫でた。そのもどかしさに自然と足が反応してしまう。
峻「ん?どうした?」
峻さんは敢えて私の核心には触れないように愛撫を続ける。私はその恥ずかしさに峻さんを睨んだ。
峻「そういうのは余計男に火ぃつけんだよ、バーカ」
するとズルりと下着を降ろされ、つぅーと糸を引くのが分かった。いたたまれなくて顔を手で覆う。
峻「もうこんなんなってたのかよ」
怜「だ、だって峻さんが…」
峻「俺が?」
怜「さ、触って…くれない…から…」
自分の顔がどれだけ赤くなっているか分からないほど、恥ずかしさは限界だった。それと同時に峻さんが欲しい…と思ったことも事実であって。
峻「……ちっ」
峻さんの頬が少し赤くなった。照れてるのか、と内心クスリと笑っていたら、秘部にぬるりと指が当てられ、あっという間にナカへ入り込んできた。