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【イケメン王宮】氷の魔法にかけられて

第3章 *歪んだ愛とその先に*





「流れる血も美しい……貴方の全てを奪ってしまいたい…」


「なん…で…こんな…こと…」


「なんで…?そんな事、貴方を愛しているからに決まっているでしょう」


「私は一目みた時から貴方に好意を寄せていた…ですがあの時はまだプリンセス制度に反対している者が大勢いたので貴方と婚約することは叶わなかった…」


そこまで言ったところでリアム王子の顔が険しくなった。


「周りが貴方のことを認め始めてから婚約の申し込みをするつもりだったんですよ…それなのに…!」


「……!…っ…」


再び短剣が私の肌をかすめる。



「貴方はあの侯爵を次期国王に…!私以外の者と婚約する約束をしてしまった!」


リアム王子の手が破けたドレスの隙間から私の胸に触れる。


「嫌っ…!触らないで…!」


「もう無駄ですよ……貴方の体は私のものです…あんな侯爵のこと、忘れるくらい気持ちよくして差し上げます」


「…っ…ぁ…」


胸を揉みしだかれ、心では嫌だと思っていても体が反応してしまう。


(ごめんね…ルイ…)


私の頬を伝った涙が地面に落ちる前に私のナカをリアム王子の指が激しく掻きまわした。


「ああっ……!はんっ!」


「あぁ…どんどん溢れてきますよ…では早速、頂きますね」

 
じゅるじゅる…!


リアム王子が私の中心に顔を埋めて、溢れ出す蜜を強く吸い上げた。


「ああんっ!あんっ!!」


先ほどまでとは比べ物にならない刺激を与えられ、私は絶頂へと達してしまった。


「もうイってしまわれたのですか…?淫乱な方ですね…全く…楽しみはこれからだというのに」


そう言うと、リアム王子は下着をずり下ろし、自身を宛がってきた。


「まって…それだけは…」


「今更何を言ってるんです。今までのはこれをするための単なる準備でしょう?」


手首を強くつかまれて身動きが取れない。


「本当は少し慣らしてからがよかったのですが…まあいいでしょう。あまり時間もありませんし、挿れますよ」


「嫌だ…!まっ——


「ああああっ!」


必死の抵抗も虚しく、いきなり奥まで突かれ、私は悲鳴にも似た声を上げた。


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