第3章 昔のこと
左京「これで終わりだな…」
『はい』
左京「…いいのか?」
『え…?』
左京「お前の欲しいものは何かないのか?」
『欲しいもの…ですか…?』
左京「いつも行くやつらはカゴに変な菓子やら惣菜やら…」
『あはは…』
左京「で、いいのか?会計しちまうぞ」
『……じゃあ…』
コヨミは辺りを見回してお菓子を取った
『このいっぱい入ったチョコレート…みんなで食べたいです…///』
左京「!…わかった、カゴ入れろ」
『はいっ!』
―――――
左京「帰ったぞ」
『ただいまです!』
咲也「おかえりなさい!」
『ただいまです!』
幸「おかえり」
椋「おかえりなさい!」
『ただいま!あ、はい、これ。あげる!』
幸「何?チョコレート?」
『うん!左京さんとお買い物行ったときに買ってくれたんだ!』
幸「へぇ…あの銭ゲバヤクザが…」
椋「いいの?ありがとう!」
『みんなで分けて食べたかったから…いっぱい入ってるの買ってもらったんだ!』
幸「………」
椋「ありがとうコヨミちゃん…」
『な、何で頭撫でてるの…?』