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【A3!】長編小説

第3章 昔のこと




『ん…』

日差しがカーテンの間から差し込んでいる

時計を見ると8時になっていた

『起きなきゃ…』

カーテンを開くと日の光りが差し込む

『ん…?あれって…』

コヨミは着替えて庭へ向かった


―――――


『お、おはよう…ございます……』

紬「あ、おはよう、コヨミちゃん。まだ陰に隠れるってことは…慣れてないのかな…?」

『あ、す、すみません…。1対1だと緊張しちゃって…』

うつむくコヨミの目の前にお花が

『…!!』

紬「はい、これプレゼント」

『いいんですか…?』

紬「うん!」

『ピンクのチューリップ…!』

紬「コヨミちゃんにぴったりかなって」

『ありがとうございます…!お部屋に飾ってきます…!』

紬「うん」

コヨミは自分の部屋に飾った

『綺麗だなぁ…えへへ…』

コヨミは部屋を出た

臣「お、起きたか」

『臣さん…』

臣「朝ごはん出来てるぞ」

『あ、はいっ』

リビングに行くと高校生組は課題をやっていた

『(あ、私も宿題やらなきゃ…。お出かけする前にやっちゃおう…)』

椋「白雪さん」

『椋さん…!おはようございます…!』

椋「おはよう!よかったらご飯食べた後に一緒に宿題やりませんか…?」

『ちょうどやろうと思ってたんです。一緒にやりたいです』

椋「わかった!じゃあ幸くんにも言ってきますね!」

『はい!』

臣「1日で大分みんなに慣れてきたんだな」

『はい、みなさん優しいので…。でも1対1だとやっぱり緊張しちゃいます…』

臣「少しずつでいいんだから焦ることはないぞ」

『…!はい!』
 
やっぱりここの人たちは優しいなぁ…

コヨミはご飯を食べ終わり、宿題を持ってリビングへ降りてきた

椋「あ、来た来た!」

幸「おはよう」

『おはようございます』

幸「歳、1個しか違わないんだから敬語使わなくていいよ?」

『え…でも…』

幸「いいから。ね?」

『はい…じゃなくて、うん!』

幸「名前も。さん付け慣れないんだよね」

『幸くん…でもいい…?』

幸「そっちの方がいい」

『うんっ』

椋「ボクも敬語じゃない方がいいなぁ」

『わかった。椋くん!』

椋「うん!コヨミちゃん!」

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