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【DMC】BLUE
第14章 喪失
「あぁ、ひとつ言い忘れていた」
レイは不意に言った。
まるで思い出したように。
まるで思いついたように。
「何だ。最期に聞いてやる」
「あの女だが、さっき報告が入ってな」
そこで。
気持ちの悪い。
気持ちの悪い気持ちの悪い気持ちの悪い澱むような濁るような汚染されるような貼り付いて焼き付いた腐った笑顔を、して。
「下のものが殺した。手足を折り左目を潰してな」
「……………そうかよ」
ズガァン!!!
地獄の底に堕ちろ。
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