第12章 本日の近侍 ※一期一振R18
チュッと胸の頂きに口付けされ、舌の先でペロリと舐めあげられる。
一期一振の柔らかい唇で優しく喰んでは、くりくりと舌先で弄られるたび、体がビクビクと反応してしまう。
「この日を……お待ちしておりましたよ。立派な女性に成長された貴女を組み敷き、貴女の体の隅々まで愛でてさしあげる日を」
「ふ……あぁっ!」
彼がキュッと先端を指先で摘むと、そこから甘い痺れが身体中を駆ける。
「貴女をずっと、ずっとお慕いしておりました……。ですが、貴女を厭らしい目で見るような穢れた男の部分など、見せたくはないのです」
そう言うと、一期一振は私の頰を撫で、唇を重ねた。
もっともっとと激しく求めるように、深く舌を絡ませる。
「んっ……ぁ、んんっ」
なおも激しく一期一振の舌が絡み、口の端から唾液がつうっとこぼれる、
彼は唇を離すと、指先で私の口元を拭った。
「自分は今、どんな顔をしているのでしょうね……。美しく、艶やかな体に成長された貴女を、穢れた目で見る私は」
彼は私の体をなぞり、その手が下へ下へとおりていく。
腰を撫でたかとおもうと、両膝を掴まれ脚を開かされた。
「あっ、だめっ……そこはっ!み、見ないでっ」
大きく脚を開かされ、一期一振に恥ずかしいところを見られている。
そう思うだけで、キュンとその場所が感じてしまう。
「主……、いいえ……桜様。貴女のここはすっかりと濡れていらっしゃいますよ……?」
一期一振の手が腿の内側をなぞり、指先が秘裂をすっと撫でる。
「やっ……あぁっ」
指先が、一番感じる花芽を掠ると、それだけで体中に電流が流れたような快感に襲われる。