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ショートなR18妄想【刀剣乱舞】

第33章 沖田総司の脇差※一期一振R18夢


「な……何かな?私に出来ることだといいんだけど……」

振り返って一期一振の顔を見たいが、すぐ後ろに彼が立っているせいで、それが出来ない。
彼は重ねた手を離そうとはせず、私の手を取ると、僅かに開いた障子をスッと閉めた。

「……っ、一期一振?」

重なった手を振りほどこうとしても、強く握られて出来ない。
すると一期一振が、私の耳元でそっと囁く。

「戦いで、猛った体を鎮めたいのです……」

「え……っ?」

今、なんて言ったの?
そう疑問に思う間も無く、一期一振に腰を掴まれ、彼の体とより密着するような態勢となってしまった。
ぐっと腰を引き寄せられたかと思えば、お尻に硬いものが押し当てられる。

「ぁ……っ」

当たっていたのは一期一振の、熱く硬くなった昂りで。
私のお尻にぐっ、ぐっと押し付けられる。
ちょっとこの状況、どういうことか誰か説明してほしい。

「い……っ、一期一振っ!?」

「出陣すると、毎回このように身体が猛ってしまうのです。いつもは負傷した痛みが己を律してくれるので、我慢していられるのですが……」

痛みが無くなった今、抑えるものがないと、一期一振は甘く囁くように言う。

「最初、霧雨さんが私に、何を我慢しているのか知っていると言われた時、驚きました」

その言葉に、あっ!と合点がいった。
だからさっき、不思議な態度だったんだ。
偶然とは恐ろしい。

「霧雨さん、先程言いましたよね……我慢しないで、と」

言った。確かに言った。
言いましたけど。
そっちじゃない!そういう意味じゃなかったよ!

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