第27章 無知な審神者は近侍に舐められる※へし切長谷部R18
その夜、私は何かの夢を見た。
体がビクっと痙攣すると同時に目が覚めて、言いようのない感覚が体に残っていた。
目が覚めた瞬間に、どんな夢を見たか忘れてしまっていた。
もう一度寝ようとしたけれど、とにかく、体が熱くて眠れそうにない。
「ん……なんか変……」
脚の間がジンジンする。
普段全く触れない、秘密の場処を下着越しに触れてみれば、まるでお漏らししたかのように下着が濡れている。
直に触れてみると、そこはぬるぬるしていた。
そして、秘処にある突起が大きく腫れていた。
「ん……っ」
腫れている突起に触れれば、お腹の奥がキュって締めつけられるように疼く。
どうしよう。
虫に刺されちゃったのかな。
それとも、何かの病気かな。
誰かに相談しなきゃ。
頼れるのは、ずっと私の世話をしてくれている近侍の長谷部さんだけ。
彼は物知りだし、優しいし、私のことを私以上に知っている。
だから、彼ならきっとなんとかしてくれる。
私は飛び起きると、上掛けを羽織って長谷部さんの部屋へと向かった。