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ショートなR18妄想【刀剣乱舞】

第4章 本丸の終わり 加州清光



時計が0時を告げ、鐘が鳴る。

「ねえ桜……起きてる?」

背中越しに声を掛けられ、桜はもぞもぞと身動いだ。

「まだ起きてるよ」

「桜……どうするか、決めたの?」

「ん……、決めたよ。私、清光やみんなと過ごした本丸でのこと、忘れずに現世に戻りたい」

桜は清光の方を向くと、笑顔で答えた。

「大切な記憶だもん。忘れるなんて出来ない。それに……」

桜は清光の手をとると、彼の手をギュッと握りしめた。

「何より、私が清光のこと好きだってこと、忘れたくないよ」

「そうだね。けど俺は、桜が俺のこと忘れてしまっても……ずっと好きだよ」

清光も桜の手を握り返し、寂しげに笑った。

「……明日が来なければいいのにな」

桜は溜め息をついた。



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