第18章 誕生日ケーキ※鶴丸国永R18

「望み通り、もっとやるよ。口、開けな」

「……っ」

恥ずかしくて、おずおずと口を開く。
生クリームを纏わせた鶴丸指が、濡れた舌に触れた。

「その表情、いいね。すっごくそそられるぜ」

「んんっ……う」

唇を閉じ、生クリームを舐めとると、指がゆるゆるとわずかに抜き差しされる。
ちゅっと音を立てて指が引き抜かれた。

「まだ……足りないかい？」

鶴丸は私の返事も聞かずに、グッと腰を引き寄せる。
顎をすくい上げるように、顔を上に向けられた。
綺麗な金色の瞳が近づき、ゆっくりと唇を重ねられた。

唇をこじ開けられ、舌を絡め取られると、微かに生クリームの甘さが口の中に広がる。

「ん、ふ……っ！」

鶴丸の舌が私の唇をなぞったり、優しく唇で喰まれる。
お互いの舌がねっとりと絡み、擦り合わされると、下腹部がじゅんと疼いた。

「あ、んんっ……鶴丸っ」

「今度は、俺の番だぜ」

鶴丸の手が、寝間着の帯を解く。
はだけた前の合わせから、彼の手が中に潜り込む。

「……あっ」

首筋を撫でられ、そのまま手が肩や胸元を撫で、乳房に触れる。
胸の膨らみが鶴丸の手に収まり、彼の手が感触を確かめるようにゆっくりと揉み上げた。

「柔らかい……な」

「んっ……ああっ」

鶴丸の手の動きが次第に荒々しくなり、彼の指先が胸の頂きを探るようにくりくりと捏ねれば、その甘い刺激に体が反り返った。

「なあ桜……いいものくれるって、言ったよな？」

耳元でそう言われ、こそばゆい感覚にぎゅっと目を瞑った。
すると、彼は私を抱き上げ、トンと台の上に降ろし、その上に横たわらせた。