• テキストサイズ

幸せになる話【ONE PIECE】

第5章 海の中の真実


顔が近づいた


目を開けると、鼻と鼻がふれあいそうなほどの距離だった。

床に後頭部をぶつけて歪めた顔を間近で見られた恥ずかしさ。やけに整った顔が私を見つめていた。文字通り目の前で。

遠くからシャチの声が聞こえると、盛大に舌打ちをして船長さんは部屋から出ていってしまった。

顔の火照りが治まらず、船長室で一人、頭上にハテナマークを浮かべていた。

床に座り込んだまま、船が大きく揺れているのもお構い無しに謎の焦りを感じていた。




しばらくすると私の心も船の揺れも落ち着いてきた。

少し部屋が寒くなった気がする。床にへたりとしたまま窓を見ると魚が泳いでいるのが見えたので、恐らく潜水して逃れたのだろう。

よかった…と一息ついて、一度部屋を出ようと重い足を立てた。

それから誰かがいるのでは、と食堂に向かった。
/ 36ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp