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想い~History~
第3章 〒 怪我。
「ちょっと飲み物買って来るわね。お父さんも。」
お母さん、お父さんが病室を出て行く。
「骨折かぁ。」
私はため息をつく。と、同時に気になることが。
「ねぇ。リコ。誰が救急車呼んでくれたの?」
「あぁ。それがね…」
「誰なの?」
「それがさぁ。堺くんなんだよね。」
…まじですか。
てか、学校、始まってたはずだけど…。
まさか、あいつも遅刻してたの?
偶然だよね。
そう。これは偶然だよ。
きっと…。
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