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【暗殺教室】恋をする瞬間をあなたに

第2章 新しい教室、改めて新たな出会い





「初めまして!天野花日です。気軽に話しかけてね。」



そう、まさに今教卓の前に立ち、自己紹介をしている真っ最中。

ありふれた言葉しか言えない私に、みんなは拍手を返してくれた。



「せんせーちょっと質問いい?」


「はい、どうしました?前原くん」



この質問に答えたのは、地球を来年の3月には爆破するとか言っている黄色いタコ。


少し驚いたが、E組には秘密があったらしい。


3月までにこの先生を殺さないといけないとかなんとかで。



昨日その話を防衛省の人に家でされたときにはちょっと戸惑ってしまった。



「花日さん?はさ、なんで来たの?」



やっぱそう思うよね...うん。



「あーえっと...まあいろいろと問題起こしちゃって!」



笑いごとじゃないけれど、笑いながら答える。
なんだろう、言わない方がいい気がした。



それからは、自然と質問タイムみたいなことになっていた。



「花日ちゃんって彼女いる?」

「天野さんって何て呼べばいい?」

「天野ちゃんって運動神経いーの?」



答え終わると、やっと席案内をされた。
誰も座っていない席の隣らしい。


予備の机かな?と思っていたが、どうやら誰か来るらしい。



「花日」



渚だ!
すぐに気が付いた。



「久しぶり!これからは同じクラスだし、いっぱい喋れるね!」


「そうだけど…大丈夫?」






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