第4章 甘いお菓子と愛しい恋人 【エドガー視点】
「エドガー。」
「どうしました?ヨナさん。」
「美味しいミルフィーユがあるんだ。…その、エドガーがどうしても一緒に食べたいって言うなら、食べさせてあげないこともないけど?」
そっぽを向きながらそういう俺の恋人。
素直でない言葉が、とても嬉しい。
「はい、いただきます。」
俺の言葉に嬉しそうな表情を浮かべる。
ハッとしたように軽く咳払いをして
いつもの表情に戻る。
「付いてきなよ。まだキッチンにあるんだ。」
キッチン…?
ヨナさんの言葉に少し疑問を浮かべながら
彼の後ろをついていった。
「見なよ、これが特別なミルフィーユだよ。」
見た目は至って普通のミルフィーユ。
何が特別だというのだろうか。
「この俺が、直々に作ったミルフィーユだ。どう?この世に二つと無い素晴らしい出来栄えだろう?」
「なるほど…。」
「ほら、口を開けなよ。」
「え?」
「この俺が!お前に食べさせてあげるって言ってるの!」
なんて可愛い人なんでしょう…。
心の中で愛しさを募らせながら口を開けた。
すぐに甘い味が口の中に広がる。
「どう?美味しい?」
「はい、とても。」
「……俺にもちょうだい。」
急に引き寄せられて深い口付けをされる。
ミルフィーユのお陰か、いつもより甘い。
「ねぇ、エドガー。」
「……?」
「君と、したい…。///」
「俺もしたいです、ヨナ…。」
俺が彼を“ヨナ”と呼ぶのは
彼を求めている時。
俺も、ヨナが欲しいです…。
──────
「ん…っ、はぁ…ぁん…。///」
「エドガー…、君は本当に甘いね。」
軍服を脱がされ、料理台の上に倒された俺は
胸の頂や、欲望に濡れたソコに
生クリームをつけられ、
ひとつひとつ丁寧に舐め取られていく。
「ぁ、ヨナ…ぁ……もう、我慢…できない…っ!///」
「なんて淫乱なのさ、エドガー。でも、そんな君も愛しい……。」
膝が胸につくほど高く脚をあげられ、
後ろの孔に生クリームをつけられる。
まさか…。
「ここも、とても甘そうだね?」
「ぁぁっ、そんな…汚い、ですから…。///」
「ここも、舐めさせてもらうよ?」
獰猛な雄の欲望を灯した瞳に射抜かれる…。