第4章 幸せな日常
それからしばらく修業をして、やっと螺旋丸が形になってきて、途中おばさんからもらったお菓子をミナトさんと二人で食べていた。
『ミナトさん』
「ん?」
『今日はもう終わってもいいですか?』
「?珍しいね、」
『イタチが最近私が構ってくれないから寂しいって言ってきて..今日、二人でお団子でも食べて帰ろうかと』
「..ん!わかった!それじゃあ今日はもう終わりにしよう。」
『ありがとうございます』
「あっ、そうだ。明日は修業はなし!少し出掛けよう!私服でおいで?あとイタチくんも一緒に誘って行こう!」
『!イタチもいいんですか?』
「ん!もちろん!」
『ありがとうございます!、ところでどこに行くんですか?』
そう言うと、ミナトさんは私の頭を撫でながら立ち上がり内緒、と答えた。
すると、一瞬で景色が変わりミナトさんの家の庭に座っていた。
すると、家の中からクシナさんが顔を出し
「あ!二人ともおかえりってばね!!ツバキちゃん!イタチくんが迎えに来たから上がってもらってるってばね!」
と言いながら裸足で庭におりてきた。
『...クシナさん、足、怪我しますよ』
「クシナ!そんなことしてツバキが真似したら..」
いや、しないけど
「大丈夫だってばね!!私は傷なんてすぐ治っちゃ「クシナ!」あっ、いけないってばね」
そこまで言うとクシナさんはあははと、頭をかいて、ミナトさんはしょうがないなという顔でため息をついていた。
傷が治る...?..
ああ、そーいえばクシナさんは九尾の人柱力だった。