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愛し愛された者 [NARUTO]
第10章 暗い月夜
私は、その日は家に帰らず、シスイがいる隠れ家に飛雷神で飛んだ。
さすがにシスイは寝ており、私は近くの木に上って、そこでずっと考え事をしていた。
イタチが...
サスケが...
幸せになれる方法は、ないのだろうか...
クーデターは、止められない...
うちは一族全滅も、止められない...
自分の身勝手さが嫌になる。
私は、どうすればいい?
何を、すればいい?
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