第6章 誠「明結が俺の物になる話」明「双子で同じ事すんな‼︎」
〜誠也〜
明結の声が変わった………
昨日の……あの消えそうな声………
気づいたら俺は明結を抱きしめていた
俺がきつく抱きしめているせいで明結は喋れないらしい。それでいい、これ以上喋らなくていい
誠「もういい!もういいから!昨日と同じような……そんな……消えそうになるな‼︎………なぁ、明結は泣きたいんだろ?もう、我慢せずに泣いたらいい。俺が全部受け止めてやるから、、、」
そう言ってそのまま抱きしめていると、小さく明結が震え出した、、、、
まだ、少し泣くのを躊躇しているみたいに………
だか、それから少しして明結は思いっきり泣いた、、、、、、
今まで流れなかった涙を今ここで全て流すように………
……………こいつを守ってやりたい……………
俺は………
初めてそう思った………………