第5章 冬「明結が僕の物になる話だよ」明「違う‼︎」
〜冬也〜
ついさっきまでボーッと黒板を眺めていた明結がぶつぶつ言いながらノートに何かを必死に書き始めた
何を書いているんだろう?
チラッとノートをのぞいて見ると構内図が書かれていた。嫌な予感がしてよくよく明結の言葉を聞いてみた
明「非常階段は無理かな?ここって非常階段鍵掛かってたっけ?いや、正面から学校を出るほうが確実にいいかな?」ブツブツ
思ったとおり、明結、逃げるきだね?
「逃げるなんてダメだよ」っと脅、、、コホンッ、説得しようとしたら誠也が先に明結に話しかけていた
ちっ、僕が明結に話しかけようとしたのに
授業に戻ろうと思っていたけどやっぱり明結達が気になる(明結の事大好きだからね)
気になって気になって仕方ないから明結の方を見てみたきっとまた、黒板をボーッと眺めているんだろうと思っていた、でも違った。
誠「お、お前ってさぁ今日も俺らの家にい、いてるよな?」
明「うん、いてるけど、、、」
楽しそうに話してるね2人とも、、、、
それにしても誠也、いくら誠也でも僕の明結に手を出したら許さないよ?
そう、明結は僕のなんだだから本当は僕以外の奴と話をするのはあまり頂けないな…………
とにかく2人の会話を終わらせよう
このまま話されるのは嫌だしね………
冬「2人とも何を喋っているのですか?今は授業中ですからしっかりと前を向いて話を聞きましょう?」
明/誠「あ、すいません。ちゃんと授業を受けます」
うん、それでいいよ。
僕のお願いを聞いてくれないと僕は誠也を殺しそうになっちゃうかもしれないし、、、、ね?