第5章 冬「明結が僕の物になる話だよ」明「違う‼︎」
〜誠也〜
誠「ど、どうすればいいんだ⁇⁇」
俺は今明結の部屋の前で固まっている、、、
学校ではなめられないように女慣れしているようにしているが、女のいてる部屋に入るのは初めてでどうしたらいいのかわからねぇ………
誠「はぁ、冬也に聞いとけばよかった」
俺より冬也の方がそっちは慣れてるからな……
孫「______よし‼︎」
開けるぞ!開けるぞ!
そう自分に言い聞かせてドアノブをいっきに開けた
誠「め、明結‼︎わざわざ俺がお前の為に部屋に来てやったぞ‼︎」
扉を開けてはじめに目に入ったのは盛り上がった布団だった
明「んーー、、、、スースースー」
ね、寝息?
まさか、、、
嫌な予感が頭をよぎった。
誠「おい、、明結?」
ゆっくりと布団に近づく、近づくたびに俺の心臓がバクバク鳴るのがわかる
誠「やっぱり………寝てる」
布団にはそれはそれはスッキリした顔で寝ている明結がいた
誠「あーー、くっそ!俺との約束を忘れて超スッキリした顔で寝やがって‼︎」
人を呼んどいて寝るとかどんな奴だ‼︎
俺の………俺の………緊張を返せ‼︎‼︎
明「ゃ…………ぃ………で………」
誠「ん?どうした明結?」
はっ!俺は何寝てる奴に質問してんだ!そんなに寂しいか俺⁉︎
明「た……て………たすけ………て」
えっ?助けて?
明結が助けてと言った後つうっと目から頬に向かって水が流れた
ってこいつ泣いてんじゃねぇか!!
誠「おい、どうした大丈夫か?おい、明結」
明「ゃめて……もう……いや…助けて………」
誠「っ‼︎」
その声は今にも消えそうで今にも壊れてしまいそうな声に俺はいつの間にか明結を抱きしめていた
明「うぇ‼︎なっ、誠也‼︎何してr……」
誠「大丈夫だ!大丈夫明結‼︎俺が、俺が助けてやる‼︎だからそんな消えそうになるな‼︎」
怖かった、明結が消えるのが……俺の前から消えていなくなるのが怖かった。