第4章 俊「ドッグカフェデート‼︎」明「デートじゃない‼︎‼︎」
ナデナデ
俊「ふふっ、犬みたいにふわふわしてますか?」
んっ?なっ!
し、知らないうちに手が伸びてしまった‼︎
くそっ!犬君が可愛い子犬みたいな顔をするからだ‼︎
明結「犬君、わざとやってる?」
あの顔をわざとじゃないっていったら相当な子だよ‼︎
俊「何がですか?もしかして、子犬みたいに目を潤ませたら犬好きの明結さんが動いてくれると思ってやったと思ってるんですか?そんな事はないっすよ!」
いや、思いっきりそうだと言ったようなもんだよその言い方は、、、
俊「明結さん。」
明「んっ?」
ナデナデ
俊「このまま俺の事飼いませんか?」
明「えっ?飼う?」
今までなでていた手がピタッととまった
飼う?誰を?犬君を?
いやいや、いくらなんでも犬君には親がいるし。第一犬じゃないし
明結「いや、無理でしょ?犬君にも親がいるし、第一犬じゃないし」
俊「大丈夫っすよ、俺、親居ないんで」
えっ、嘘、、、なんかやばいこと言ったかな
明結「ごめん。」
俊「なんでっすか?俺は大丈夫っすよ全然なんとも思いませんから。だいたい俺、親にあったことないっすし。で、俺の事飼いますか?」
いや、さすがに家にこれ以上人が増えるのはむり
明結「無理だから、人が増えるのはこれ以上無理」
今度はそばに寝転がっていたパピヨンを撫でながら私はいった
俊「まぁ、そうっすよね」
しーーーーーん
気、気まずい
ブーーブーーブーー
明結「あっ、携帯」
よかった!よかったよ神様ありがと、助けてくれてありがとう‼︎
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差出人 威土兄
件名 どこだ⁉︎
本文
おい!明結!今どこにいんだよ。
風邪だって言ってたけど絶対にサボりだろ⁉︎早く学校こい!今すぐにだ‼︎‼︎
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