第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**
ニコッと微笑みながらこちらを見ている冬也とまさかの言葉に驚いて固まっている私、、、、
これが屋上の光景です。
今、屋上に来た人がみたらきっと、いや、絶対驚くと思う
明結「いやいやいや、私、いじめられてるの!分かる?」
冬「知っているよ、それぐらいみたらわかるじゃないか」
まぁ、そうですよね。
でしたら、何故でしょうか?
私と喋る=いじめの対象になる
ですよ!それをわかって言ってるんですか⁉︎
ブーーブーーブーー
明結「あっ、メール」
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差出人 犬君
件名 ケーキ
本文
明結さん!明結さん!
今日は放課後ケーキでもどうですか( ?ω ?)
返事待ってます♪(´ε` )
返事くれないと俺泣いちゃうっすよ❗️
。・゜・(ノД`)・゜・。←俺
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顔文字多っ‼︎!
何⁉︎犬君こんなに可愛いメールするの⁉︎
全然想像つかない……
山峰とか酷い時は”晩飯”だけの時もあるぞ!
それに比べたら………やっぱり中3は考える事も行動も可愛い。
そんなメールをみたら自然と口元が緩み口角が少し上がる
そんな時
冬「誰から?」
と、ちょっと低めのトーンで話しかけられた。
な、何を怒っているのでしょうか?
私はただ、メールを見ただけですよ?
明結「えーっと、知り合いから今日はケーキ食べないってメールきただけ。あ!もちろん断るよ‼︎だって今日はテストだしね!」
冬「それは良かった」
明結「はは、はははははは」
助かった、絶対に誠也みたいにはなりたくない‼︎‼︎