第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**
〜屋上着〜
冬「さて、さっそく話したいんだけど。大会の内容分かるよね?(ニヤニヤ)」
いや、わかんないから!
その事知ってるでしょ!
明結「知らないから!てか、着いてこないでよ‼︎私は!貴方と!話したくないの‼︎」
何かいい感じに昔みたいに話してたけど、一応原因はあなた達なんですからね‼︎
冬「………僕は許さないよ?」
明結「ふん!別に許しをもらおうなんか思ってないし。私の半径五メートル以内にはいらないでよね!」
どうだ!ここまですれば流石に諦めるでしょ⁈
冬「明結、ちょっと考えて見て?僕の席は明結の前だよ?それは無理じゃないかな?」
うっ、確かに………
私は気まずくなって顔を背ける
冬「あぁ、話がずれちゃってるね。大会の話をしようとしていたんだったね、明結、内容を教えて欲しい?」
……ゔー、さっき”絶対こんな奴から聞くもんか‼︎”なんて言ったから今さら教えて欲しいなんて言いにくい……
でも、教えてもらわないと大会の話も終わらず冬也がずっとここに居てるって事になるし……
冬「どうする、明結?」
仕方が無い、ここは私のプライドを捨ててやすらぎの土地を優先しようじゃないか‼︎‼︎
明結「教えて欲しいけど!それが何か⁉︎」
冬「ははっ、相変わらず面白いね。いいよ、じゃあ僕とは昔みたいに喋ってね?これは内容を聞く中の絶対条件だよ。」
……………………………
はい、固まりました。
まさかそんなことを言われるなんて全く思ってなかったから、、、