第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**
何分間この状態で居るつもりだよ‼︎‼︎
私はあの後からずーっと抱きしめられてる。
まぁ、嫌っていう気持ちはないし、むしろあったかくていいなぁーとか思ってたりして……
てか、今何時!
流石に遅刻は嫌だよ‼︎そーいえば私学級委員じゃなかったっけ?
そーだよ!学級委員だよ!!
明結「あのさ……学校遅刻するんじゃない?………そろそろ離してもらえないかなー?」
山「あぁ?………おい、今何時だ……」
明結「え、今は……って、抱きしめられてんのに見れるか‼︎」
山「あぁ、わりぃー」
ったく、えーと。今は………
ん?私の腕時計壊れてんのかな?
8時15分とかになっちゃってんだけど……
確か、ここから学校まで普通にいって20
分だよね?
山「何時なんだよ?黙っててもわかんねぇーぞ。」
ははっ、時間を聞いたらそんな口聞けなくなるぞ……
明結「8時……15分……」
朝の会は8時25分から始まるのにこれじゃあ間に合わないんだけど‼︎
山「だったら走れば間に合うな。うっし!走るぞ‼︎」
明結「え、ちょ、無理!走っても15分はかかるし‼︎」
もし、山峰が行けたとしても。
私が無理だし!
山「はぁ?10分でつくだろ?あー、そーいうことか。お前はおせぇーんだな。」
むっ、
別にー私はそこまで遅い方じゃないしー
むしろ早い方だしー!
その言い方はむかつくなー!
山「じゃ、こい!」
明結「え?!」
いやいや、手を広げてこいって言われても……
明結「いや、、、行きたくない……」
山「あぁん?ちっ、お前がこねぇーならこっちからいってやるよ!」
明結「はぁ⁉︎くんなぁぁぁ‼︎」
山「まて、てめぇー」
まぁ、でも、こいつも走るのが早いわけで……
山「っしゃ、捕まえた。」
明結「うぅ、なんでみんな早いのさー‼︎」
即捕まりました……
山「しっかり捕まっとけよ。」
明結「ふん!」
そのまま、抱っこの状態で学校まで送ってもらいました。。
めちゃくちゃ恥ずかしかったーーー!