• テキストサイズ

1人の姫と4人の王子

第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**


山「ん、じゃあな。泣きたくなったら俺のとこ来いよー」

明結「はぁ、バイバイ。後、何があっても私は泣かないから‼︎」

結局教室の前まで山峰はついてきた。
そこまで私も弱くないって!


ガラガラガラガラ

………やっぱり…………

机の上には誰が置いたかわかんない花がいけてある花瓶が置いてあった。

ははっ、私死んじゃってんじゃん


女子1「あれ〜?中園さんの机に花置いてるのに学校来てるよぉ〜」

女子2「あ、本当だ!死んじゃったんじゃなかったんだー。ざーんねーん」

あぁ、うるさいな。

私は何事もないように椅子をひき、花を後ろのロッカーの上にのせ、持ってきたイヤホンをさして音楽を聴く。

誰の声も聞こえない………

聞こえるのは音楽だけ………

別に、自分に不利益な話なんて聞かなくてもいいしね〜


ガラガラガラガラ

女子1「キャーーー!王子ーおはよぉ〜❤︎」

女子2「あーん、プリンスゥ〜今日もかっこいいぃー‼︎」

うるさっ‼︎

キィーキィーキィーキィーお前らは猿か⁉︎

イヤホンしてても聞こえるとか…

音量あげよう。


誠「ーーーーーーーーーーーーーー。」

冬「ーーーーーーーーーーーー。」

女子1「ーーーーーーーーーーー❤︎」

女子2「ーーーーーーーーーーーー❤︎❤︎」

何にも聞こえない、、、、

でも、あの2人が何を話しているのかが気になる。
私の事嫌いになったでしょ?

私と離れたいでしょ?

私とは関わりたくないでしょ?

色々と聞きたいことがあるのに聞けない……


明結「はぁ……」

弱虫だな、私って………………


/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp