第7章 「おはよう。さようなら。」
明結「ふぁ〜〜〜」
眠っ……
今、キッチンでお風呂上がりの牛乳ならぬ水を飲んでいます
ふぁぁ、ご飯食べてお風呂入ったらものすごく眠くなったなぁ〜
山「おい、明日何時に起きんだ?」
廊下から山峰の声が近づいてくる。
明結「ん〜、明日の学校休んでいい?」
山「はぁ?なんでだよ?」
明結「いや、その、会いたくない人がね?居るんだよ。うん、学校にね?」
昔のいじめっ子と会いたいなんて思わないでしょ?
そんな事思う子はあんまり酷くなかったんだよ。いじめ方が。
山「………それ、今日のお前と関係あんのか?そーいや後でなんか色々教えてくれるって言ってたよな?」
あー、そーいやそんな事言ってたような……
てか、近いよ。うん、顔が近いかな?
山「寝る前に教えろよ……な?」
明結「あ、はい。」
この近さでその睨みは”はい”って言うしかないでしょ?
そのまま、リビングのソファーまで手を引かれて座らされた。