第7章 「おはよう。さようなら。」
〜冬也〜
ファンC「プリンスぅ〜どうかしたのぉ〜?顔が怖いよぉ〜」
1人の女が僕に抱きつきに来た
邪魔だな……
冬「……君は僕の為に泣いてくれる?」
ファンC「え?」
冬「君は僕の為に泣いてくれる?僕をみて怯えた顔をしてくれる?」
ファンC「プ、プリンス?」
怯えた顔で僕を見る僕のファン
でも、全く可愛くない。
明結のあの顔とは全く違う……
あれほど美しく可愛い顔は見た事がなかった
この女も泣いたらまだマシになるのかな?
冬「ねぇ、泣いてよ?」
ファンC「っ!何を言ってるのプリンス」
ファンD「今日のプリンス何か変だよ?大丈夫?」
変?僕は普通だよ。
ただ、明結がいないから……
僕の明結が何処かに行ったから
冬「明結は僕の物なのに…」